丸菱油脂石鹸化学工業所はおかげさまで今年60年を迎えることができました。 神戸から始まった小さな石鹸工場は、昔から変わらない伝統の釜焚き製法「水焚き鹸化法」で生のオイルを焚き上げ、自然乾燥で長時間かけて熟成・自然乾燥仕上げをするという製造と、火を使わないことで厳選素材の良さをまるごと石鹸にする「冷製鹸化法(コールドプロセス)」の２つの製法を使い分け、‘徹底してお肌に優しい石鹸を作る’というこだわりのもと無添加の石鹸を作り続けて参りました。そのこだわりの為、出来上がりまで90日以上かかる商品もございます。
長期間自然乾燥・熟成させた石鹸は人間と同じようにそれぞれに色の変化や形のひずみなど微妙な違いが出てきます。そのため1つ1つの商品を目で確認する必要があり、機械での包装ではなく全て手作業で包装しています。全ての商品を手作業できちんと確認しながら包装することによって、より確かなものをお客様にお届けしたいとの気持ちを込めています。
じっくり時間をかけ焚き上げ、さらにゆっくりと自然乾燥させた石鹸には素材の油が持っている天然保湿成分やビタミンなどを豊富に含まれています。その為洗い上がりのお肌の感じが格別のものに感じられるでしょう。
せっかく天然のこだわりの原料を丸ごと焚き上げ石鹸にするのだから、防腐剤など品質安定剤、化学香料、化学色素など使用しない製法の無添加製法で仕上げました。お風呂などの排水も自然分解されやすい天然素材にこだわり、ご使用いただいた後も環境にやさしい商品を目指しています。
ぜひとも私どもの自慢の商品を、世界中の方々に使っていただきたいと思っています。 これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。