特集

第4回新商品・新サービス合同記者発表会参加企業紹介第2弾

公開日:2020-08-20

引き続き合同記者発表会参加事業者のご紹介です。

第1弾はこちら

(YouTubeで合同記者発表会の模様をチェックできます。)

URL:第4回新商品・新サービス合同記者発表会

資料:プレスリリース


5. 株式会社昭栄

(日本最大級の鞄工房で、施設でもオンラインでも体験オーダーが可能!「リンクコーデ親子バッグ製作体験」

創業60年の節目に合わせ、今年5月30日に、出石町内に日本最大級の鞄体験施設『遊鞄01(ゆうほう ぜろいち)』をオープン。この施設では、同時に約100名が革小物の製作体験できる。今回の新型コロナウイルスの影響で施設まで足を運ぶことができないお客様のために、オンラインで自宅から注文が可能な「テレオーダーシステム」を導入し、お客様のニーズに合わせて自分の好きなサイズや形の革製品を製作・オーダーすることを可能にした。

そんな中、お客様より「親子や家族で同じオーダーで作るのであれば、お父さんは『バックパック』、お母さんは『トートバッグ』、息子さんは『ビジネスバッグ』、そして娘さんは『帆布』を製作体験し、製品の一部分(革・デザイン・ロゴ・カラーなど)をリンクコーデ(お揃い)で作ることができないか?」と相談を受け、この度、正式に『リンクコーデ親子バッグ製作体験』を開始するにいたった。

このサービスでは、革選び、デザイン、カラー、追加でファスナーや刺繍などを自由に選ぶことができ、世界に一つの革製品を家族で製作・コーデすることができる。革は約600枚の中から選ぶことができるうえ、サイズもcm単位で発注が可能。

また、お客様の希望に応じてミシンや革漉きなど部分的に製作体験が可能であるほか、完全オーダーの場合は、オンラインで製作の様子を見学できる。

2020年9月5日(土)より開始。

価格は鞄の仕様(形・サイズ)によりcm単価で変動。(cm単価130円~800円まで)

参考価格(目安)3点 バックパック・ビジネスバッグ・トートバッグ 13万円~(税別)


6. 一般社団法人リ・ウェーブ

(日本初!特許取得!折りたたむことができる高級志向の革のトートバッグ「折りレザートートバッグ」

  

代表の橋本氏は株式会社ワールドにて海外デザイナーの考案した洋服を型紙に製図するパタンナーとして15年間活躍してきた。独立してすぐに遭った阪神大震災の直後、長田の靴の会社から「靴以外で革を活用して何かできないか?」と依頼を受けたことをきっかけに、革にプリーツ加工を施すことができないか試行錯誤を行い、約5年の月日をかけて2010年に初の革のプリーツ加工をした製品を完成させる。(2014年に特許取得)その後、オーダーを中心にプリーツ加工をした革製品を販売している。

今年10月にドバイ万博開催中に行われる「ファションウィーク」に出展を予定していたものの、今回の新型コロナウイルスの影響で延期。そこで、その間に国内での販売を拡充させたいと考え、また、今年7月1日からのレジ袋の有料化に伴い、マイバック・エコバッグを携帯する方が増加していることを受けて、この革のプリーツ加工の技術を活かした新たな商品、折りたたみができる革のトートバッグを開発。

2020年8月20日(木)よりECサイトにて販売開始。

価格は30,000円(税別)


7. 有限会社畑中義和商店

(初のコロナ禍で真夏のマスクによる肌荒れ・全身洗い対策グッズ!身体洗いこんにゃくスポンジ「つやの玉たおる仕様」

同社は兵庫県多可郡多可町で1887年から食用の凍りこんにゃくを製造し、現在は主に洗顔用のこんにゃくスポンジ『つやの玉』を製造している。

『つやの玉』は、100%こんにゃくだけでできており、主成分であるグルコマンナン(繊維)により、お肌を水だけで優しく洗うことができる商品である。同社独自のこんにゃく製法により他のこんにゃくスポンジと比べキメが細かく、より肌にやさしく洗えるのが特徴である。昨年4月に自社ブランド化を行い、2018年度むらおこし特産品コンテストで最優秀賞の「経済産業大臣賞」を受賞。

この度、お客様から「猛暑の中でのマスクの着用により、例年以上に汗をかくことで全身の肌荒れに悩んでいる」とのお声をいただき、身体も洗いやすくするため「つやの玉」をタオル状にすることにより全身洗いやすい商品を開発した。

2020年8月20日(木)より土産物店・自社サイトなどにて販売開始。

価格は1個800円(税別)


8. 翔飛工業株式会社

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(2016年熊本地震で被災した“熊本城の瓦”を外壁・内装塗料として再利用!「Eco Kawaraコート(熊本城瓦)」

同社は屋根工事業を前身とし、屋根工事で発生する廃瓦の処理を憂慮し何かできないか考えた結果、瓦リサイクル事業である「Eco Kawara事業」を2010年4月に発足させた。

■ 施工事例

現在、建物の建て替えや増改築による瓦の廃材は、全国で年間90万トンを超えており、この廃瓦は産業廃棄物として取り扱われ、全て埋め立て処分されている。この事業は、廃瓦を破砕し、道路や歩道および外構に使用できる舗装材ならびに室内で使用できる壁材、床材として再利用するというものである。

「歴史的建造物の瓦を破棄するのではなく、新たな姿に生まれ変わらせ人々の心に残る商品にしたい」という思いから、2016年の地震で被災した熊本城瓦を再活用し、新たな塗料として生まれ変わらせる「Eco Kawaraコート(熊本城瓦)」を開発。

コロナの影響により民間工事が激減している中で、この事業により破砕・袋詰め・吹き付け等の作業が発生し、従業員の雇用および収入の安定に繋げている。

同社の強みはズバリ「未来を見据える力」である。例えば、会社としてSDGsの官民連携プラットホームへ登録し、持続可能な開発目標に取り組んでいる。(9番 :産業と技術革新の基盤をつくろう 11番:住み続けられるまちづくりを 12番:つくる責任つかう責任 13番:気候変動に具体的な対策を)

また、建設業界は近年、「40代でも若手」と言われているほど職人の高齢化が進んでいるが、10年後も屋根にあがり作業できる職人がどれほど残っているのかと考えたときに、屋根に上がらなくてもできる仕事が必要であると感じ、瓦を活かした何かができないかと考えたことがきっかけで「Eco Kawara事業」が発足したのである。

8月24日(月)より自社サイトにて販売開始。

価格は5,910円/㎡(税別)