関西電気工事工業協同組合(通称:関電協「かんでんきょう」)は、電気工事業ならびに電気店を営まれる皆様の経営の安定と発展を目的とした協同組合です。
ITを活用し、組合員間での情報共有を活性化させることで、皆様の利益につながる活動に取り組みました。
中央会発行の広報誌に同封されていたチラシを見て知りました。当時組合内部で検討を進めていたシステム導入に利用できるのではと思い、中央会に相談致しました。
ばらばらなアイデアを一つの土台に取りまとめる意見交換や道づくりに苦労しました。Web制作会社さんとも何度も協議を重ね、利便性とセキュリティ、開発と運用のコストのバランスをうまく取るところが難しかったです。
公開後に仕事を「助ける」という言葉の受け取り方が曖昧だったことに気付き、すぐに改修を行ったこともあります。
組合の希望する内容をよく聞いて下さった上で、予算に応じた開発が出来るよう、事前に提出資料の作成方法や完成までのスケジュール調整をサポートいただき、初めての申請でも安心して取り組むことが出来ました。導入以前は事務局に個別連絡が入り、人海戦術で対応しており手間も時間もかかった上、 再利用できる記録が残らない状態でした。
協力要請する組合員さんの数が客観的にみえるようになったこと、また、その後の直接のやり取りが増えていることが大きなメリットです。
二次的にはどの組合員さんがどんな仕事を専門にしているのか、どんな仕事が世間にあるのか、また業界的にいつ頃が繁忙期なのかが組合員同士でみえるようになりました。組合の新たな魅力の一つとして、新規会員加入に向けた特長のある事業が形になったと思います。
動きだすと細かい改善課題も見えてきているので、良いアイデアがあれば、順次検討を進めている
状況です。
他の団体さんでも会員さん同士での交流を望む声は一定数あるものと思います。
趣旨に沿ったコミュニティ運営の仕組みが必要だと思います。その手段としてWebシステムやスマホアプリが有効な場合がありますので、システムありきに陥らない範囲で柔軟に検討なされることをお勧めします。もし、同様のご相談があれば関電協までお気軽にご連絡ください。
この度は、本事業並びに申請のサポートを頂きまして有難うございました。
今後は個々の組合員の業務環境もDXなどによるIT化が必須の課題だと考えます。その際補助金の活用などで予算が低く抑えることが出来ると、組合員の心理的な導入へのハードルも下がるので、引き続きのサポートをお願い致します。