フードテックへの更なる参入に向け、自社内で以前より何度もチャレンジしておりましたが、なかなか採択に至らず、最後に中央会様へ支援を依頼しました。中央会様は、過去に多くの支援実績があり、採択への知見もあるため、提出書類の準備等に丁寧なサポートをいただきました。
お陰様で令和4年7月に事業再構築補助金に採択され、さらに飲食店開業セミナーなどにも参加し、令和5年7月に「ROBO DINING手延べの掟」をオープンしました。
当初は、本業の産業機械製造のノウハウを活かしフードテックに参入することを目指しましたが、同時に叶えたい目標が沢山あり、それらを文章に簡潔にまとめることが特に難しかったです。それは、下記の事柄です。
このような夢の実現に向け、プロジェクトを進めて
来ました。
そうめん専門店を立ち上げたことが地域文化への貢献につながればという思いがあります。姫路を中心とする播磨地域は、そうめんのブランド「揖保乃糸」発祥の地ですが、生産者の高齢化で産業の担い手不足が深刻化しているとも聞きます。
ロボットを使ってそうめん文化を盛り上げることで、若年層の需要を増やし、担い手問題の解決に寄与したいですね。
「ROBO DINING手延べの掟」を無事に開店出来ましたが、これはゴールではなくスタートラインに立てたという意識をしています。お陰様でテレビ・雑誌等の取材も多数お声がけ頂き、実際にメディアを通じてお店に足を運んでくれるお客様も多く、その反響には大変感謝しております。
今後もこの店舗が機械製造のショールームとして役割を果たすことができるように、商品そのもののブランディング、お店のマーケティングで集客に努めつつ、製造装置および接客そのものの自動化など、益々ブラッシュアップしてお店のレベルを向上させていきたいです。
この度は、中央会様のご支援を仰ぎ、異業種参入のチャレンジを行うことが出来ました。その中には、兵庫県中央会傘下のHyogo-UBA会員企業の皆様から専門性の高い技術をお借りしたり、日頃の情報共有の中から得たヒントが大変役に立ちました。
※ Hyogo-UBA(United Business Association)とは、兵庫県中小企業青年中央会の略、兵庫県下の協同組合等青年部を会員とし、県下一円を網羅する最大の異業種青年部団体です。
人との交流を重ね、新しいの知識・情報を取り入れて経営に活かして行きたいです。今後も新たな出会いにも大変期待をしているので、兵庫県中央会様をハブにしたネットワークを継続して広げていければと考えています。
引き続きのご支援を宜しくお願い致します。