有限会社ボック(神戸洋藝菓子ボックサン)は、「一人でも多くの方にケーキを食べて喜んでもらいたい」とフランス菓子でもドイツ菓子でもない神戸流のお菓子を食材にこだわって作り続けている。兵庫県中小企業団体中央会(中央会)との関わりについて、WEB・営業担当の坂氏に話を伺った。
2014年からWEBの担当となり、SNSも任されることになった。SNSのビジネス活用についてはまったく分からず、セミナーに参加するなどして勉強していた。
「兵庫でセミナーをやるからおいで」勉強会で世話になっている株式会社ミチバタ・ジャパン・リミテッドの道端氏からの誘いで、会社の仲間を誘って参加した。このセミナーがきっかけで中央会を知った。
よく分からないまま参加した「ITでプロモーション大会2014」だったが、twitterやinstagramで自社のことを話題にしてくれているお客様と会話する等工夫をした。また、外部への発信を通じて会社内の意識も高まり、チーム力が上がった。社内のコミュニケーションが活発になり、WEB担当者としての自分の認知度もアップした。そういった点が評価され、優秀賞に輝いた。
大会では、決起集会や会期を終えての報告会など、プレゼンテーションをする機会もあり、情報発信よりも慣れていない分たいへんだった。参加者のほとんどは経営者だった中で、若い一担当者としての立場で一生懸命、そして楽しそうに励む姿が皆にかわいがられ、ムードメーカー的存在となった。兵庫県内で、こんなにICTを頑張っている人たちが居たことも新鮮な驚きだった。
参加者仲間とは今もつながっていて、いろいろと教えてもらうことも多い。本当にありがたいと感じている。
WEB担当としては、店の認知度の更なるアップとファンの獲得を目指して今後も継続して情報発信を続けていきたい。
また、中央会主催の展示会やイベントなどにも積極的に参加したい。商品開発や販路拡大も視野に入っている。やりたいことがもっとはっきりしてきたら相談したいと考えている。中央会との付き合いは始まったばかりだ。